博多から地下鉄などを乗り継いで唐津駅に到着したのはちょうど10時ごろ。駅の改札口には既にたくさんの方がこのお祭りを楽しみに足を運んでいる方で賑わっていた。 駅員の「お帰りの際は混雑が予想されるので帰りの切符をお買い求めてください」というアナウンスが
至るところで叫ばれていた。 改札を通り抜けて駅を出ると既に屋台が立ち並び仕込みなどが行われている状況であった。
とにかく思った以上に人が多くこの地域では有名なお祭りであることこの状況を見て理解できた。
この「唐津くんち」はユネスコ無形文化遺産として登録されており、地元の方だけでなく地方からも来られる方も多く
さらには外国人の方も複数見られ、祭りの大きさや有名度が計り知れた。
「くんち」とは「供日」と書き、収穫感謝の意があり、「宮日」とも書かれたところから神社祭礼の日を表すともいわれている。
「ヤマ」(曳山)と呼ばれる車がついた台車の上に各町が趣向を凝らした作り物を乗せて勢いよく引き回し、ヤマを囲む50名以上の
は「エイヤー、エイヤー」っと大声をかけながら町内を駆け巡る。
14台のヤマは赤獅子、青獅子、浦島太郎、源義経の兜、鯛、鳳凰丸、飛龍、金獅子、武田信玄の兜、上杉謙信の兜、源頼光の兜、珠取獅子、鯱、七宝丸。