DELE (Diploma de Español como Lengua Extranjera)授業
5年前から南山大学のエクステンションカレッジにてスペイン語講座を受講している
春季講座、秋季講座ともに受講しており、講師であるメキシコ人、アベル先生の
授業の進め方や人柄に人気があり、既に前か受講している方を含めて
もうコミュニティー化と化してしている。
ディスカッションが主で話すことや自分の意見を伝えることにフォーカスしており
かなり自主性を求められる授業スタイルである。
必ず、それぞれの方が興味深いニュース記事を持ちより、そのニュースについて
概略を説明し、理由やその事項についての個人の意見を伝え、意見交換をしたり
する中で、先生が面白い内容を選び、全員でディベートではないが、
個人の意見をぶつけ合う。
今回は、DELE(スペイン教育省主催の高い信頼性のあるスペイン語検定)向け
の授業事前に提出された課題記事を読み、1.主なテーマ 2.そのテーマを補足するデータや理論、3.著者の意見 の順で要約をする宿題が出ていた。
“No hay evidencia científi ca convincente que demuestre que la emisión de dióxido de carbono (CO2) o de otros gases cause el calentamiento catastrófi co de la atmosfera y conlleve el cambio climático a la tierra”.
今回の課題記事は、気候変動はあるのか?それともないのか?
この記事の主要なポイントは、CO2やその他のガスの排出が温暖化や地球の気候変動の
原因という科学的証拠はないという点である。
その理由として、17,000人の科学者らがCO2の排出が温暖化の原因であると見解を示しているものの、上記の主要なポイントを示す根拠として2点示されている。
1.100年間で0.5度しか気温上昇していない点。
科学者らが気温上昇に適用している理論モデル(いわゆるCO2の増加分(何%)その分気温も上昇する理論)この理論モデルを使用し将来の気温上昇を予測している。
しかしながら、その理論を用いても、ここ約100年の間に0.5度の気温の上昇と計算され
この数値は自然現象の範囲であると認識される。
2. 地球は寒冷化している
より正確な数値を得るため、人工衛星から気温を測定したが、1989~2007年の約28年の間で
0.01~0.02度気温が下がっており、地球の寒冷化を示している。
作者意見:
この記事の作者の意見として、温暖化の予測の現在採用されている理論モデルの有効性に
大きな疑問と懸念を示している。
個人の意見:
様々な理論や統計データが表面化されて、再度我々が考えるべきは2点あると考える。
一つは、温暖化の原因が明確に示されるまで、今までと同様に人間や社会の経済活動によって発生するCO2の排出を出来る限り減らす努力を継続すること
もう一つは、基準の明確化と適用期間の明確化
今回の理論モデルの適用から示されるデータからは、示されにくい主な温暖化の原因
しかし、実際に過去数十年前から体感で比較すると年々気温上昇が激しいことは
否めないため、明確な基準を提示し、その基準を通じて統計データを長い期間取り続けて
理論を構築してもらいたいと考える。
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