「多くの人が人生を流れ作業にしている」
冒頭の言葉にガツンと頭と叩かれ、心に染み込んだ言葉であった。
発信者は、尊敬する憧れの「中田英寿」さん。
今回、中高校生向けに3人の現役と元スポーツ選手がコメンターとして、
中高生の質問に対して真摯に個人の意見を述べる動画Hero‘s Labを見ていた。
勿論、動画を見た目的は「中田英寿」さんの発言である。
現役当時から彼の発する言動に世間もそして僕個人としても注目していたが、
今もなおサッカーだけでなく事業家として忌憚ない自由な発言をするため
個人的に興味深く発言の真意を理解しようと努めている。
動画の中で、3人のコメンテーターの中でも異質な存在として強烈にアピールしたのは
やはり、彼である。
高校生の年代から、自分の核となる軸をしっかりと持っていたことやオトナ顔負けの
論理的思考(合理的である)を持ち合わせていたことで独特な考え方(個人的に勉強となる
考え方)を展開していた。
そこで、冒頭の言葉に移る。
「人生を流れ作業にしてしまっている」 いわゆる大雑把に一日一日を過ごしているとも
言い換えられるが、日々、小さな事にでも目を向け、気付きや疑問を投げかけ、それについて調べ興味を持つなどという行動を起こしているのか?
例えば、何故こんな色や形をしているのか? この味は何の味だろう?などなど
日々の生活において、眼や手に触れるものや感じるものを流さす、立ち止まり疑問を呈して
みることで様々な答えや興味がわいてくる。
彼が口酸っぱく言っていたのは、「今日という日を一生懸命に生きる、楽しむ」。
この姿勢だからこそ、日々の小さな変化に気づき、興味を持ち続けれるのかもしれない。
ただ、これは誰でも出来ることであること。
年齢が上がるにつれ、感じる速度や感度は鈍り変化に疎くなっていくのが通常であろう
しかし、日々の生活に対する姿勢、心構えによってその変化や感度に大きな違いを生むのだろう。
この「流れ作業化」ということを意識してみて、日々の生活を見直してみようと思う。
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